AviUtlで作るフォトムービーのエフェクト3つ

こんにちは創作ウサギブラザーズです。
今回は「AviUtlで作るフォトムービーのエフェクト3つ」というテーマでお話していきます。
以前に紹介したフォトムービーを少し凝った内容にする要素を紹介していきます。

この記事の動画版もあるので、もし良かったらこちらもどうぞ!▼

【動画制作】AviUtlで作るフォトムービーのエフェクト3つ【ゆっくり解説】

今回紹介するのは、画像や図形の移動、シーンチェンジ、テキスト表示アニメーションの3つです。
エフェクトは簡単な設定でフォトムービーの見栄えを大きく変えることができるので制作した動画を後で見返すのも楽しみになります。
では、エフェクトの紹介に行きましょう。

・画像や図形の移動

最初に紹介するのは、設定ダイアログを操作することで動画に組み込むことができる「画像や図形の移動」です。
フォトムービーでは写真などが表示されてから消えるまでに、少しだけ動き続けるようなエフェクトが使われているのをよく見ます。
このエフェクトを入れることで静止しているよりも見栄えが良くなります。


設定の仕方は、移動させたい写真や図形の設定ダイアログ画面上で、XまたはYの項目をクリックします。
出てきた項目から移動方法を選びます。ここでは直線移動にします。
これでX、Yの右側のダイアログが操作できるようになりました。
左側は表示開始時点、右側は表示終了時点の位置を設定するものです。
Xを左側より小さい数値にしたら左方向、大きい数値にしたら右方向に移動します。
Yを左側より小さい数値にしたら上方向、大きい数値にしたら下方向に移動します。
メインウィンドウ上でドラッグ操作で位置を操作することもできます。
これで画像や図形を移動させる設定は完了になります。

・シーンチェンジ

次に紹介するのは、フィルタを追加することで動画に組み込むことができる「シーンチェンジ」です。
フォトムービーでは写真の切り替え時などに動きを加えながら切り替えるエフェクトが使われているのをよく見ます。
このエフェクトを入れることでただ瞬時に切り替わるよりも見栄えが良くなります。


設定の仕方は、拡張編集画面の画像オブジェクトそれぞれの切り替わる地点で右クリックします。
出てきた項目からフィルタオブジェクト、その次にシーンチェンジを選びます。
これでシーンチェンジフィルタが追加されました。
シーンチェンジの設定ダイアログで切り替わるときの動き方を選択できます。
例えばフェードインアウトはシンプルなムービーらしい雰囲気にすることができます。
押し出し(縦)(横)ではスライドショーのような雰囲気にすることができます。
ページめくりでは本やアルバムのような雰囲気にすることができます。
これでシーンチェンジの設定は完了になります。

・テキスト表示アニメーション

最後に紹介するのは、アニメーションフィルタを追加することで動画に組み込むことができる「テキスト表示アニメーション」です。
フォトムービーでテキストを表示するときに徐々に表示したり大きさに変化をつけながら表示するエフェクトが使われているのをよく見ます。
このエフェクトを入れることでただ瞬時に表示されるよりも見栄えが良くなります。
これから紹介するエフェクトは、以前に「AviUtlで導入すると便利な機能紹介」という記事で紹介した「さつき氏のAviUtlスクリプト」を使用しているので詳しい導入はそちらをご覧ください。


簡単に導入の説明をすると、AviUtlスクリプト一式と検索をして一番に出てくる配布サイトでスクリプトをダウンロードします。
ダウンロードしたフォルダを解凍して、ANM_ssdフォルダ、TA_ssdフォルダ、各.anm .objファイルを、AviUtl本体が保存されているフォルダに「script」という名前のフォルダを作成してその中に移動させます。


設定の仕方は、テキストの設定ダイアログ画面の右上のプラスボタンをクリックします。
出てきた項目からアニメーション効果を選びます。
これでアニメーション効果のフィルタが追加されました。
アニメーション効果の設定ダイアログで切り替わるときの動き方を選択できます。
例えばTA標準登場は先頭の文字から順番に表示していきます。
TAぼかしで登場はぼかした文字で表示していきます。
TA拡大縮小で登場は大きいサイズで登場してから設定したサイズまで小さくなります。
設定ダイアログで「文字毎に個別オブジェクト」にチェックを入れるのを忘れずにしましょう。
これでテキスト表示アニメーションの設定は完了になります。

・要点・復習

では最後に復習です。今回は「AviUtlで作るフォトムービーのエフェクト3つ」というテーマでお話してきました。

一つ目は画像や図形の移動です。
写真などが表示されてから消えるまでに、少しだけ動き続けるようなエフェクトを取り入れてみましょう。
二つ目はシーンチェンジです。
写真の切り替え時などに動きを加えながら切り替えるエフェクトを取り入れてみましょう。
三つ目はテキスト表示アニメーションです。
テキストを表示するときに徐々に表示したり大きさに変化をつけながら表示するエフェクトを取り入れてみましょう。

ここまでお疲れ様でした。
ご読了ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました