こんにちはウサギブラザーズ・クリエイションです。
今回は「面白いと思えない漫画でも描こう!」というテーマでお話していきます。
これまで面白い漫画を描きたいと思って漫画制作をしていた経験をもとに気付いた作品を形にするための考え方です。
ここでは
・ストーリーを考えているが面白いものが思いつかずにネームにたどり着けない
・ネームを描いてみたがつまらなさすぎる
・作画してる中でつまらなさすぎてやる気がなくなってくる
という方に向けた記事になっています
私も制作中のストーリーが面白くないという気持ちは本当にいつも実感しています
この気持ちが出てきてしまうことは漫画制作が形にならずに終わってしまうパターンの一つです
この解決方法は結論からお話しすると、
面白くないとりとめのない漫画を描くつもりで制作することです!
この考えにどういう効果があるのか説明していきます
・面白い漫画を描こうと思ってしまう理由
そもそもなぜ面白い漫画を描こうと思ってしまうのか
それは当たり前だと思われるかもしれませんが、漫画は面白いものでなければいけないし、描く以上は面白いものを描きたいと考えているからです
そもそも漫画を描きたいと考えるということは、自分自身が漫画を読んでいて面白いと思って、自分でも描いてみたいと考える流れが多いのではないでしょうか?
そうなれば漫画というものが読者に面白さを提供しなければならないものだと先入観として持っているのは当たり前のことです
そしてその先入観が自分の漫画も面白いものを描こうと思ってしまうことにつながります
・自分で面白さのハードルをどのくらい下げるのか
さて初めて漫画を描く場合に目指すべき面白さのハードルはどの程度でしょうか
感情揺さぶるストーリーというレベルではありません、
ストーリーの面白さは度外視で構いません!喜怒哀楽の感動はほぼ0!
そもそもストーリーの体裁を保つのも中々苦労する中で面白さまで考え始めたらストーリーが形になりません。とにかく漫画になっていれば内容はとりとめのないもので十分です。
面白さのハードルはストーリー作りに余裕ができたら少しずつ上げていきましょう。
・面白い漫画は経験を積み重ねて描く
・面白くない漫画とか時間かけて描いて意味あるのか?
・面白くしようと努力しないといつまでもつまらない漫画しか描けないのでは?
というように思うこともあるでしょう
しかしやはり最初は面白さは度外視することが必要だと思います。
なぜなら最初から描こうとしても、努力しても面白く描くことは困難だからです
そのうえ、面白さに自分で納得がいかずに前に進むことができなくなります
そもそも面白さは人によっても感じ方が違うのでどの程度のものであれば面白い漫画なのか自分で把握することができません
自分では面白いと思っていなかったとしても人がどう感じるかは形にして公開しなければわかりません
思ったとおり面白くないと思われるか、思ったものと違った反応があるか
そこで反応を見て次の作品の面白さの判断材料とすることができます
そのため面白さがハードルに思えて描けないならハードルを下げ切ることが必要です
さらに漫画を形にすればストーリー作りの経験ができます
それによって次の作品ではストーリーにもう少しの面白さを入れる余裕が出てきます
・要点・復習
では最後に復習です。今回は「面白いと思えない漫画でも描こう!」というテーマでお話してきました。
・面白い漫画を描かなければいけないという考えは捨てましょう
・自分で漫画制作のハードルが上がると完成させることもできなくなります
・描き続けていくことで面白い漫画は描けるようになるので、とにかく肩の力を抜いて漫画制作を始めましょう
ここまでお疲れ様でした。
ご読了ありがとうございました。
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