![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/サムネalpaca2-1024x576.jpg)
みなさんこんにちは創作ウサギブラザーズです。
今回はファイアアルパカのバケツツールの使い方をとりあえず
最短距離で紹介します。
YOUTUBEでも同様の内容を紹介しています。動画の方が伝わる部分もありますので合わせてご視聴ください。
バケツツールは色々なペイントツールで実装されていますが
とにかく色塗りの手間を大きく削減してくれるのでいつもいつも
とても重宝しています。
そんなバケツツールの使い心地を完璧に引き出すためにみなさん
には今回バケツツールのこれら6つの機能をご紹介します。
ではさっそく紹介に行きましょう。
![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/1-1024x576.jpg)
今回バケツツールでひたすら塗られる線画のオオカミ君です。
これから全ての機能をデフォルトの状態でバケツツールで
塗ってみます。これが基本的な塗り具合になります。
はい、線で囲われた中が一瞬で塗れましたね。
では1つ目の参照機能から紹介していきます。
![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/2-1024x576.jpg)
これはデフォルトではキャンバスになっています。
これをレイヤーにします。この状態で塗ってみると画面全てに
色が着きます。
これは参照がキャンバスだと表示状態にしている全部のレイヤーを
もとに塗られますが、参照がレイヤーだと現在対象としている
レイヤーのみをもとに塗ることになるからです。
そのため他のレイヤーに影響されずに塗りたいときに
非常に役立ちます。
![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/3-1024x576.jpg)
次に許容値についてです。デフォルトは1になってます。
線で囲われた以外にも色で隔たった場合にもバケツツールで
塗るとその範囲までで塗ることになります。
許容値を上げるとこれから塗られる色と近い色は同一色として
扱われて塗ることができます。例えば50くらい上げると
区切られていた腕の先から付け根まで線画の範囲全て塗れます。
さらに許容値を100くらい上げると
線画で区切られていた範囲も超えて一気に色が塗れました。
許容範囲の感覚がなんとなくつかめるようグラデーションに上書き
していっています。中心が茶色、外に向かって白色になります。
まず許容値1だとこのくらいです。
次に50あげるとこのくらいです。だいぶ許容範囲が広がりました。
線画で区切られている部分は超えてません。
![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/4-1024x576.jpg)
次に100あげるとこのくらいです。だいぶ許容範囲が広がり
ました。本当に白い部分くらいまで許容されてます。
線画で区切られている部分も超えました。
最後に180くらい上げるとこのくらいです。
許容値の紹介はこれくらいにして次にいきます。
次はアンチエイリアスです。これはデフォルトだとチェックが
されています。この状態で顔を塗り、今度はチェックを外して
この状態で体を塗っていきます。
これで拡大して見てみます。よく見るとわかりますが顔側は塗りの
きわが薄くぼやけていて、体側ははっきりと塗れているところと
白いところに分かれています。
![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/5-1024x576.jpg)
どちらも使いようではありますが基本的には、きわをうまく隠せる
アンチエイリアスありの方が使い勝手がいいです。
次の機能は拡張です。これはバケツツールで塗れる範囲を拡張する
ものです。デフォルトは0になっています。
この状態で塗るとこのとおり、きわの部分が白く残ります。
ここで拡張を1にした状態で塗るとこのようになります。
かなり白い部分が無くなりました。
拡張を2にするとさらに白い部分がなくなりました。
![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/6-1024x576.png)
もうほぼ塗れています。この辺くらいですね。
拡張を3にするとこんな感じです。白い部分はなくなりましたが
今度はもはや塗りすぎて線をはみ出してますね。
このように完璧な設定というものはありませんがそれぞれの
イラストのサイズや線の太さを見ながら最適な調整をすると
拡張はとても色塗りが楽になります。
最後に紹介するのは隙間を塞ぐです。
これはデフォルトではチェックが外れています。
通常は線画にこのような隙間があるとこんな感じで
塗りもはみ出してしまいます。そこで隙間を塞ぐに
チェックを入れてみます。
![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/7-1024x576.jpg)
このように隙間を無視して色を塗ることができました。
この隙間が大きくなるとそれでも塗りがはみ出してしまう
ことがあります。
そんなときは隙間を塞ぐのプラスを増やすとさらに大きな隙間に
対応できるようになります。ちなみにこの大きさの隙間だと
プラス3だとまだはみ出しました。
プラス4にすると無事塗ることができました。
しかし他の線画の間隔が狭い部分が隙間と認定されて塞がれて
しまっています。
隙間を塞ぐはイラストの線のつなげ具合や細かさによって調整
しながら使うことで思い通りの塗り方ができます。
さて、オマケに機能ではないですが、バケツツールで色の選択を
透明にすることで塗りを一気に消すこともできます。
これも割と便利なので使ってみましょう。
![](http://sp-sp-edu.com/wp-content/uploads/2020/07/8-1024x576.jpg)
お疲れ様でした。
これでファイアアルパカでのバケツツールの使い方は終了です。
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